皆さん、今年の11月15日(日)が「家族の日」というのをご存じでしょうか。
「家族の日」というのは実は2007年から始まった日本の記念日で毎年11月の第3日曜日に定められており、今年は11月15日の日曜日となります。
改めて、この家族の日をきっかけに「家族っていいな」「親子っていいな」そう思える1日にしてみてはいかがでしょうか。
さて、今回は「家族の日」に因んで、前回に引き続き「親孝行」×「家事代行」と両者共通点が多いテーマのもと、ゲストにサニーメイド神戸店の上田店長を招き対談しました。
共通点が多い両者だからこそ分かり合えるお互いの「想い」や「未来」「希望」をテーマに対談をしましたのでご覧ください。
今回の対談にあたり、株式会社ニチイ学館サニーヘルス神戸店の上田店長と対談をしました。
サニーヘルス神戸店では2018年より家事代行サービスを開始されており 「家事支援外国人受入事業」によりフィリピン人スタッフの2名1組での家事代行サービスを展開されております。
「親孝行」×「家事代行」の共通点はありますか。
上田
共通点はどちらも「誰かを思いやってするもの」という点ですかね。それが「自分自身」だったり「家族」「親」だったり
中村
そうですね。親孝行はもちろんそうですし、家事代行も確かにそうなのかもしれないですね。実際、以前弊社のお客様で親孝行のプレゼントとして 「家事代行サービスはありますか」という質問を頂いたことがあります。
上田
「家事代行」というと、日々の家事をお手伝いするイメージもあると思いますが、そのように「プレゼント」として送ったりもできるんです。ちなみ に、ご希望があった方はどういった経緯で依頼があったのですか。
中村
お母さんが忙しい方で、共働き家庭だったので家事も仕事も両立していて、少しでも負担を減らしてあげられたらいいなと思い相談があったと覚えて います。
◆「親孝行」×「家事代行」を行う目的はなんですか。
上田
家事代行の場合はもちろん「家事の負担を減らしたい」といった方が多いですが、その裏では「心のゆとり」や「時間のゆとり」を買って、もっと家族 と過ごす時間を楽しみたいという思いから頼まれる方も多いですよ。
中村
時間を買うという考えはいいですね。家族と過ごす時間を(自分のために)買うという考えは結構いいと思いますよ。よくあるのが「どんなものを贈れば いいですか」とか、モノにこだわる方が多くて。ただ、サービスや体験といったものも親孝行の機会としてはいいと思いますね。
上田
親孝行って、親や義理の親などを思ってやることですが、結果回りまわって自分のためにもなっているんですかね。
中村
おっしゃる通りです。基本的には自己の欲求です。自分が幸せになりたいから好きな人を笑顔にしたい。その先に自分が幸せになれるから。
上田
その点でいうと家事代行においても、遠方に住むご家族さんなどに対して、プレゼントとして送られる方がいらっしゃるんです。言い換えれば、 自分ができないことを代わりにやってもらう、その結果自分も安心できるし、不安もなくなる。そういう考えに近いかもしれないですね。
中村
そうですね。結局は双方が幸せになってるんですよね。
「親孝行」と「家事代行」の過去から現在への変化
◆ライフスタイルの変化による親孝行と家事代行の変化
上田
家事代行で言うと、昔は「家政婦」のイメージが強くありましたけど、今は、「使いたいときに、使いたい分だけ」という利用方法が確立してきてい ますね。
中村
なるほど。そうなんですね。
上田
背景としては、共働きの家庭が増えてくるなかで家事と仕事の両立に悩んでいる方が増えるなど、時代とともにライフスタイルや生活環境が変わって きていることも大きいかと思います。
中村
その点でいうと親孝行では、昔と比べて普段から親孝行が出来ていない方が増えていると思います。
上田
どうしてですか?
中村
実際に核家族化が進み、両親と離れて暮らしている方が増えているので、離れているが故に両親とのコミュニケーション不足が生じているのかなと。
なので、親孝行をする機会の時に恥ずかしいって思いがあって段々億劫になっていってしまうのかなと思います。
上田
なるほど、家事代行でも親孝行でもライフスタイルの変化が影響しているんですね。
◆近い将来、どのような変化があると思いますか
中村
核家族化やコロナの影響をうける中で、新しい親孝行のかたちが生まれてくると想定しています。
上田
たとえばどんなことですか。
中村
今、家族内や遠方に住むおじいちゃんおばあちゃんと写真をLINEで送りあっているじゃないですか。
それがVRになったりだとか。
上田
ほんとにそうですよね。新しいかたちという点では家事代行業界も同じです。さっきもあったようにライフスタイルが変化していますよね。 ただライフスタイルが変化しても、家事って絶対やらないといけないことじゃないですか。なので、そこでアウトソーシングの出番というか 家事代行のニーズも増えてくるだろうと考えています。
中村
これからの将来、変化にあわせてサービスのカタチも変えていかないといけないですね。
「親孝行」×「家事代行」において、実現したい未来
中村
親孝行ってだれかに聞いて教えてもらう文化ってないじゃないですか。なので検索エンジンで調べる人、めちゃくちゃいると思うんです。
上田
確かにそうですね。
中村
だからその時に、「この会社に聞けば親孝行の最新のトレンドや情報を教えてくれる」というような『親孝行プランナー』が一つの家に一人いる といいなと思います。
上田
『親孝行プランナー』ですか。具体的にはどういったものでしょうか。
中村
その家庭にあった親孝行をデザインしていく。親孝行って一度だけやるものじゃなく、一生涯お付き合いさせていただくことだと念頭に置いてい るので、そういったお付き合いができるような世界が来たらいいなと思います。
上田
家事代行も同様ですね。実は家事代行の市場は今後『6,000億』まで成長するといわれているんです。近い将来、当たり前のように家事代行を 利用する未来を作り上げていきたいと思っています。
中村
じゃあ、まさしく「一家に一サービス」というところですかね。
上田
そうですね。まだまだお互い伸びしろがある分野ですので、協力し合いながらどんどん広げていきたいですね。
11月15日の家族の日に向けて
上田
せっかく『家族の日』っていうものがあるので、これを機に親孝行をしたいな、と考えているんですけど、どのようなものがありますかね。
それこそ、父親がちょうど還暦になるんです。
中村
いいですね。ド定番ですね。そういう機会でいうと、まずは写真をとってくださいよ。
上田
写真ですか!だいたい嫌がりません?写真撮ろうと言うと。
中村
慣れですよ。僕も初めは結構恥ずかしがってたんですけど、もう今は普通に「撮るよー」みたいな感じで。
上田
慣れですか。
中村
写真ってその一瞬を切り取るものなので、写真を見た時にその状況が思い浮かぶじゃないですか。でも写真って無料で簡単にできますよね。 なんで、還暦を迎えるときに撮ってあげてください。これが五年後十年後、本当に大切な一枚になと思うので。
上田
そうですね。まずは「家族の日」をきっかけに挑戦してみます。
中村
是非。 親孝行と言ってもネタが尽きちゃっている方が多くて今年何あげようか悩んでいる人も多くいると思いますが、家事代行をプレゼントするの もいいですね。田舎に住むお母さんがずっと一人で家事をやっている方とか。
上田
今年はコロナの影響で遠方に住む家族にはなかなか会えない状況ですよね。遠くに住むご家族が心配な方には一度こういったサービスを使ってみ てほしいですね。一度サービスを体験してみられませんか?
家事代行サービスを体験
実際にサニーメイドサービスを青い鳥の従業員が体験してみました。
ということで、対談の中でも話に上がりました家事代行サービスを弊社の従業員が一度体験してみました。
ご協力頂いたのはもちろん、サニーメイドサービス。
写真も交えてご紹介します
お風呂の換気扇を掃除してもらっています。
鏡の水垢を除去してもらっています。
巾木まで綺麗にしてもらいました。
家事代行サービスの感想
今回来ていただいたフィリピン人スタッフさんは、普段気づかないような場所までお掃除していただきました。
また、日本人マネージャーの方も同行していただけるとのことだったので、英語ができない私でも安心して利用することができました。
母親が80代で高齢で、手が行き届かないのか高いところなどは埃がたまっていたり汚れているなと思うことがあるので、私が家事代行を頼んで母親に利用して もらうことで快適な生活が送れるのではないかと思います。 マスクの着用や、サービス実施前に手指の消毒もきちんとされており、安心してお願いできそうなので、親孝行の一つとして実家の親にプレゼントしたいなと思います。