親孝行といえば「家族で一緒にご飯を食べる」というのがよくある話。
ではなぜ家族で一緒にご飯にご飯を食べることが親孝行になるのでしょうか?
みんなやっているから私もやる、という風になっていませんか?
この記事では、家族で一緒にご飯を食べることが親孝行になる理由を”深掘りながら”書いていきます。
記事を最後まで読み終わった後に、次に家族でご飯を食べる日が待ち遠しくなりますように。
親が好きな食べ物を知ってる?
親が好きな食べ物、嫌いな食べ物をを知っていますか?
親は子供の好きな食べ物、嫌いな食べ物をしっかりと把握していますね。
理由は簡単です。子供の頃に料理を作ってくれたのは親です。
では逆に親の好きな食べ物、嫌いな食べ物のことを知っていますか?
先日、ある友人に親の好きな料理と嫌いな食べ物を知ってるかを聞いたところ「知らない」と言われました。
理由を聞いて私は納得しました。
彼は親と1年に1回しか親と会わないし、普段は連絡を取らないと言うのです。
親のことを知らないのも仕方がありません。
これは親にご飯を連れて行く前の段階です。
親の好きな食べ物、嫌いな食べ物を知らないと、どんなお店に連れていけばいいのかわかりません。
更には、「今度このお店に連れて行ってあげよう」など思わないでしょう。
親のことを知っていたら、普段生活している中で「これは親が好きな食べ物だ」と思うはずです。
大事なのは親子のコミュニケーションです。
親を食事に連れて行く前に、しっかりとコミュニケーションを取って、親が本当はどこで何を食べたいのかを聞いてみましょう。
どこで食事を食べるのかが大事
- 実家でご飯を食べるのか
- 外食するのか
これは需要なポイントです。
それぞれ良いところがあります。
実家で食べるのであれば、親の普段の生活がわかります。
久しぶりに帰る実家、普段と変わっているところはありませんか?
力仕事などの荷物運びや、親では出来ないようなちょっとしたこと、気付くチャンスがそこにはあります。
実家にご飯を食べに行く場合は、注意して周囲を観察してみください。
ちょっとしたことに気付いてあげることで、親は喜んでくれるはずです。
外食をする場合、親が中々行かないお店や親が好きそうなお店に連れて行ってあげるといいでしょう。
親は普段行かないお店に行くことで気分転換になります。
食事代を払ってあげることも一つの親孝行となるでしょう。
美味しいお店を見つけたら、「今度は親を連れて行こう」と思えるようになると素敵ですね。
まずは、親に実家でご飯を食べたいのか、外で食べたいのかを聞いてみるところから始めていきましょう。
なぜ家族で一緒にご飯を食べることが親孝行になるのか?
親は一緒にご飯を食べるという理由を見つけて、あなたに会いたいのです。
もちろん、自分たちでは普段食べに行けないようなところに子供に連れて行って欲しいと思う親もいるかもしれません。
ですが、本当はどこでご飯を食べるかよりも、あなたの顔を見るだけでいいのです。
親はあなたが元気にしているのかを心配しているのです。
最近では、土日に親と一緒にランチに行く方が増えています。
ランチであれば気軽でいいですよね。
親と離れて暮らしている人は土日に気軽にランチに行くのは難しいかもしれませんが、近くに住んでいる場合にはオススメしたい親孝行です。
親が遠くに住んでいる方は、お盆や正月などの大型連休には親に顔を出すように心掛けましょう。
大型連休中には、地元の友達との同窓会や食事の誘いも増え、旧友との再会に花が咲くことでしょう。
ですが親と会話をする時間が限られていることを忘れてはいけません。
あと何回、親と一緒にご飯を食べることができますか?
意外と考えたりしないですよね。
親は居てくれて当たり前の存在だと思っているからです。
家に帰れば会える、と思っていませんか?
いつ何が起こるのかわかりません。
親だけでなくあなた自身も。
だからこそ、親と一緒にご飯を食べる時間は貴重なのです。
では次に、「お母さんの手料理を食べれるのはあと何回?」という質問はいかがでしょうか?
今の日本の女性の健康寿命は平均74歳となっております。
※厚生労働省調べ (2016年)
つまり、74歳を越えると介護が必要になる状態になる可能性があるということ。
その時にはお母さんの手料理を食べることが難しくなるかもしれません。
この状況を知っていると、お母さんが作る手料理を大切に感じることが出来るでしょう。
最後に
この記事を書きながら、私自身が親との食事の時間をどう考えているのかを改めて考えさせられました。
親と離れて暮らして10年になりますが、実家に帰ると親の手料理の方が食べることの方が多いですね。
外で食べることもありますが、実家で食べるお母さんの手料理が私は好きです。
あと何回、親と一緒にご飯を食べることが出来るだろう。
あと何回、お母さんの手料理を食べることが出来るだろう。
これらを意識して家族との食事を意識してみてください。
きっと、家族との時間の大切さに気付くことになるでしょう。