「故人の方の本」をお届けしてきました。

先日、お客様から直筆のお手紙をいただきました。

「素敵な本を作っていただきありがとうございました。主人への供養になりました。
青い鳥さんとの出会いがあったことに感謝申し上げます。」

お客様から感謝の言葉をいただけることはこの上ない幸せなことです。
この仕事をしていて心から良かったと思える瞬間です。

今回のお客様は、お父様を昨年亡くされた息子さんからのご依頼でした。

内容は「故人の方の本」
亡くなられた方のご家族に、故人の方との思い出を聞かせていただき、本にしていきます。

亡くなられたお父様への「想いを形にしたい」というお客様からのご要望により、お母様、お客様のお兄様と一緒に本を作り上げていきました。

お申込者はどんな方?

年齢:38歳
職業:弁護士
出身:東京都

お申し込みの経緯を教えてください。

昨年、僕の父が亡くなって、何か父のことを形に残せるものがないかなと思っていた時に、青い鳥の代表取締役の中村さんにお会いしました。
実際に作られている本を見て、家族の繋がりや愛情が本から溢れているような感じがしたので、うちのも作りたいと思い、すぐに申し込みをさせていただきました。

どんなインタビューをしたの?

お父様について、お申し込み者様、お母様、お兄様にインタビューを行いました。

お母様には、「お父様との出会い、初デートのこと、結婚に至るまで、子供が生まれたときのこと」をお伺いして、
お兄様、お申し込み者には、「お父様との思い出、嬉しかったこと、忘れられないこと、尊敬していること」などをお伺いしました。

このインタビューをすることで、知っているようで知らない家族の物語がたくさん出てきます。
こうして、お父様への想いが込められた世界でたった一つの本が出来上がります。

実際に本が出来上がっての感想を教えてください。


本の仕上がりが良かったので大満足です。

特に、僕が生まれてくる前の父と母のエピソードとか、父と母は普段はこんな風に仲良く過ごしていたんだな。と知ることが出来ました。僕が高校生になったぐらいからは家族で一緒に居る時間よりも、友達との時間が多かったので、両親がどんなことをして、どんなことを考えながら過ごしていたのかは知らないですからね。

この本を読んで、「二人は本当に仲良い夫婦だったんだ」と知ることが出来て、息子として嬉しかったですね。

どのページが一番好きですか?

家族の資料(記事・手紙)が掲載されているページが一番好きですね。

感動して涙が出ました。
父から母への手紙など今まで見たことなかったですからね。
この手紙を見て、僕も妻にしっかりと想いを伝えたいと思いました。
母と兄の手紙も見ることが出来て、やっぱりみんな父のことが好きなんだな、と思いましたね。

本を作る前と作った後で変わったことはありますか?

母親と更に仲良くなりましたね。
僕が書いた手紙にも「お母さんと仲良くするからね」と書いていたので、母には優しくするという良い心掛けになりました。

僕は、青い鳥さんのサービスを通して、母がすごく喜んでくれたことや、僕が母に更に優しくできるようになったことにすごく感謝しています。

編集後記

「墓に布団は着せられず」という言葉があります。
(親(大切な人)が亡くなってからでは、孝行することが間に合わない。生きているうちでないと間に合わない。)

でも私は、親孝行は親が亡くなった後でもすることが出来ると考えています。

それは、親のことを大切に想い、感謝をし、後世に伝えていくこと。

私たちは、家族の想いを形にするサポートをさせていただきます。

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